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医療

大洋州地域新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」向け遠隔ICUプレハブ病棟等設置業務

大洋州地域新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」向け遠隔ICUプレハブ病棟等設置業務

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大・長期化する中で、途上国の医療現場では患者治療を行う医療スタッフの対応能力がまだ低く、また集中治療設備(ICU)も不足しています。この協力では、事前調査で確認されたニーズを踏まえ、保健医療システムの強化が必要な途上国に対し、日本の集中治療専門医による現地医療スタッフのトレーニング、現地治療機能強化のニーズが高い医療現場に対しICUに係る必要な医療機材を組み込んだ医療設備等の整備を行いました。弊社は、感染症対策4床ICUプレハブ病棟、4医療コンテナ(酸素濃縮コンテナ、医療ガスコンテナ、RO水製造コンテナ、発電・給電コンテナ)、医療機材の供与を行いました。

担当者コメント:建築・設備・機材など全てを網羅したプロジェクトだったので非常にやりがいがありました。現地スタッフの方がとても協力的でスムーズに進めることができました。出張最後の夜は日本人・現地スタッフみんなでお刺身パーティーをして楽しいひと時を過ごしました。

English sub:

As the Covid pandemic spreads across the world and protracts in time, at medical facilities in developing countries, the ability of medical staff to treat Covid patients remains low, and ICU beds are in short supply. As part of this cooperative effort, we provided training for medical staff by Japanese intensive care specialists in developing countries where health care systems are in need of improvement and set up medical facilities incorporating the necessary ICU-related medical equipment in medical sites severely lacking in local treatment capabilities. We provided a 4-bed ICU prefabricated ward for infectious disease control, 4 medical containers (an oxygen enrichment container, a medical gas container, an RO water production container and a power generation/power supply container) as well as medical equipment.

 PIC ‘s comments:  The project was particularly rewarding it covered all aspects, from construction, to facilities and equipment. The local staff was also very cooperative which allowed for smooth progress proceed smoothly. On our last night there, we had a sashimi party with all the Japanese and local staff.

ラオス国セタティラート病院及びチャンパサック県病院整備計画

ラオス国セタティラート病院及びチャンパサック県病院整備計画

ラオスの地域の拠点病院であるセタティラート病院とチャンパサック県病院のサービス、環境改善を図るプロジェクトで、当社はCT装置(コンピュータ断層撮影装置)、X-線撮影装置等の据付けとトレーニングを請け負いました。

フィリピン共和国 台風ヨランダ災害復旧・復興案件計画

フィリピン共和国 台風ヨランダ災害復旧・復興案件計画

フィリピン共和国 台風ヨランダ災害復旧・復興案件計画(医療機材整備を含む病院再建計画サブプロジェクトにおける東ビサヤ地域医療センター外来診察棟建設計画)

 

概要2013年11月に「過去に類を見ないほどの規模」と形容された台風ヨランダは、フィリピンの9地域に甚大な被害を与えました。日本は、直後から被災者への緊急援助を実施するとともに、緊急対応から復興に向けて継ぎ目のない協力を実施するべく、この協力では、被災地域の医療施設・学校・地方政府庁舎などの社会インフラや空港・電力などの経済インフラ、気象レーダーなどの防災インフラの早期復旧・復興に必要な施設の建設や機材の調達などを支援しました。弊社は、レイテ島タクロバン市に新設されました東ビサヤ地域医療センター外来視察棟への医療機器の供給を行いました。

カンボジア国サンライズジャパンホスピタル(救急救命医療整備事業)

カンボジア国サンライズジャパンホスピタル(救急救命医療整備事業)

サンライズジャパンホスピタルは、日本政府が推進する「病院輸出」の戦略と同じ目的を有する事業により設立された病院です。カンボジアでは、近年、高い経済成長を遂げていますが、医療サービスはまだ十分に発展しておらず、年間20万人を超える人々が医療目的で周辺諸国へ渡航しており、内での医療インフラの整備が課題となっています。サンライズジャパンホスピタルは特に救命救急医療が目玉であり日本と同水準の高品質な医療サービスを提供します。建物の建設から機材の納入、また病院の運営に至るまで日本の病院輸出の形態をとっており、弊社はそのうちの医療機器の納入、トレーニングまでの一貫業務を請け負いました。